Radeonをおすすめできるユーザー層は
26年5月現在、NVIDIAのGeForceはAI需要とメモリ高騰の煽りを受け発売時と変わらないかそれ以上に値上がりしています。 しかしAMDのRadeonは一時高騰したもののそこから値下がり続け、今では発売時より安くなっています。
こうなると安くPCを組みたい人は気になると思いますが、個人的には玄人向けなのは昔から変わらないと思うので"全員買え"というほどではないかなと。
結論から言えば「やはり主流はGeForceでありほぼ全てに強い」ですね。
✕極限のAIを求める人
加熱し続けているAI需要に向けてグラボを購入検討しているなら、プロ志向や最新を追いかけるユーザーは素直にNVIDIAのグラボにしましょう。 やはりAI用途ではAMDの存在感が薄く、最新技術や最適化などがほぼNVIDIA一強状態です。AMD向けのAI技術も増えてきていますが、先行してるNVIDIAには性能では追いつけません。
✕こだわりの動画やCGなど
3DCGや動画編集用途だと、やはりユーザーの多いNVIDIA製のほうが性能が活かせる部分が多くAMDのRadeonはソフト側が非対応で非常に困ることが稀にあるかと思いますね。 ただ正直YouTubeなどの動画投稿者レベルだとRadeonのハードウェアエンコード品質がそれなりに追いつきつつあり、画質が劣ると言われますが目に見えて悪いほどではなくなったかと思います。 最高品質を求めるならNVIDIA有利ですが、視聴できて困らないというレベルであればRadeonで十分な画質を得られてる感じです。
◯ゲーマーな人/上記用途でも趣味程度である人
最後に上記クリエイター系の仕事がない場合でゲームはプレイするタイプの人。ここがRadeonを買って満足度が高いユーザーです。 趣味程度のクリエイターであれば、非対応ソフトに出くわさなければ処理速度などで遅れは取ってますがRadeonでも十分行えます。 AIもAMD対応が進んでおり主流なものは対応してるかと思いますし、3DCGなどのモデリング系も速度が出ない代わりに安くVRAMの多いモデルがあるので魅力的かと思います。
✕ゲーマーでもRadeonに向かない人
しかしゲーマーの中でも画質へのこだわりがあり、レイトレーシングやパストレーシングなどの最新技術盛々を求める方はRadeonでは相性が悪いです。 DLSSとFSRの差はやはりありますし、対応タイトルの差とレイトレーシング/パストレーシングはやはりRadeon得意ではないので。 ただ俗に言うラスタライズ性能はRadeonも追いついており、ゲーム開発側の最適化(配慮)があればGeForceと近いfpsが出せるポテンシャルはあります。
かなりニッチな需要向けであるRadeon
総じて言えるのは、多くのユーザーがNVIDIAなので情報の多さや最適化の進み度合いでゲームでは追いつけるが他では置いていかれるという現実があります。 これはNVIDIAが昔からGPUを使う用途への投資を続けて業界標準になったからと言えます。
なのでAMDは玄人向け、ITに強いユーザーでゲーム性能を求める層の満足度が高いグラボと言えます。
実際にRadeonを使っている身としては
私はRX 9060 XT (16GB)モデルを使っていますが、使っていて不具合に遭遇したことは少しあります。 その時に対策を調べるのですがほぼ海外の情報でユーザー環境次第なところがあり初心者は対処しにくいだろうなと感じましたね。
でも8pinだけで動くグラボ、それでいて最新ゲームがサクサク動くのはありがたいです。ライバルに当たるRTX5060Tiは値上がりし続けておりRadeonのゲーム用途でのコスパは異様です。 AI用途も探せば動くモデルやツールがあります。軽く使う程度であれば不満無く動きますが、やはりNVIDIAの情報が多すぎて埋もれるため環境構築が難易度高めです。
やはり値下がり続けているのは満足できる層が狭すぎているからだと感じますね。ニッチな需要で最強、という感じです。
終わりに
シェア率は一桁%と言われてますが、ハイクオリティを求めたりガチ初心者や入門などの意味で向いてないので仕方ないのかなと思います。 ただNVIDIAの決算でゲーミング部門が個別ではなくなりその他に含まれるようになっていて、今後のゲーム向け事業はどうなるのか少し不安もあります。
売上がAIデータセンターなどに大負けしているということですし、もしゲーミング部門が無くなってもNVIDIAという企業は存続します。 本当にゲーム用途を考えてるなら良いですが、最近はAIをゲームに入れ込もうと必死に見えますし本当のゲームユーザーの声がわかっているのかは…
個人的にはプレステやXBOXのハードをAMDが担当してますしAMDはゲームユーザーを見捨てないとは思うのですが、だからといってシェアを上げられるかは別だよなぁと。 見捨てないという意味ではNVIDIAも続けると思います。ですが懐疑的になる要因がいくつかあるので今後のゲーム業界などの動向次第すぎるかなと。