スマホに近い体験を
先に結論から。スマホの感覚のまま大画面にしたいなら4K一択!です。
これには深いわけがありまして、PPIと言われる画素密度(Pixels Per Inch)…簡潔に例えると1cm四方にどれだけピクセルが密集してるかが重要なんです。
Windowsでは96PPI程を基準にUIなどを設計しています。対してスマホの多くは300PPI以上の画面を想定してUIなどを設計しています。
およそ3倍も密度が違う前提なんですよね。PCモニターの多くがFHDと言われる解像度で、21インチですと105PPIになります。
この3倍ほどの違いが重要で、画面の細かさの体験が大きく変わります。よく4Kテレビで「繊細で美しい!」といった売り文句があると思いますが40インチほどのテレビですとFHDはあまりにも粗い(55PPI)。
4Kという解像度のモニターでは、27インチであれば163PPIで32インチですと138PPI程です。40インチのテレビですと110PPIとFHDの倍ほど密度が上がります!
とココまで数値面から4Kはスマホに近づける効果があると説明しましたが、実は画面と目の距離も重要です。
スマホは30cm離すぐらいの距離、もしくは更に近い距離で見る方が多いと思います。でもスマホの画面が粗く感じたことはないですよね?
でもモニターやテレビは近くても40cmや150cmほど離れることが多いと思います。スマホと同じ距離まで近づいたら相当粗さを感じるかと。
これは視聴距離と画面サイズ次第で粗さが気にならない場合があるという話でした。実際テレビって粗く感じたこと少ないのではないでしょうか。離れてみることが多いのでその感覚は正しいのです。
しかしながらスマホと視聴距離は大きく変わりにくい(30cm対40~60cm)PCモニターでは意外と粗いと私は感じてました。ウマ娘の画面にジャギー感を感じていたのです。
スマホのほうが画質良いよなぁとか常々思ってましたが気にしてなかったです。
4K27インチ(163PPI)を視聴距離40cmで使ってみたら
srain3.hatenablog.jp
過去に書いた記事ですが、こちらでも触れてる部分の具体例として今回の記事を書いてます。
4K27インチのモニターに買い替えてからウマ娘をプレイしたとき、今まで気になっていたジャギー感が一気になくなりスマホと変わらない画質を手に入れました。
育成中などはウィンドウモードでプレイしてますが、その場合でも恩恵があります。4Kフルスクリーンじゃなくてもジャギー感がなくなり滑らかな画質を得られるのです。
むしろ1枚だけで作業する場合、ディスコードやブラウザ、動画などを開いているようなマルチタスクをする時は4Kの解像度が高いメリットが凄くあって、簡単に言うとFHDのモニター4枚の広さを1枚に収めてるような運用が可能です
(※私の環境のスケーリング100%(拡大率100%)である前提です。4K27インチでは文字などのUIが小さくなりますので視聴距離や人によっては125%や150%にしないと見づらい可能性があります。スマホなどでUIを最小設定にしても支障がない方向けが100%設定です。150%でも4Kの高精細さは恩恵あるので無意味にはなりませんが。)
ウマ娘の醍醐味の一つ、ライブ鑑賞も4K対応しています。スマホレベルのきれいな画面を大画面で見れるというメリットは推しウマ娘のライブを十二分に楽しむなら投資する価値があるかと。
最近60fpsにも対応しました。4K60fpsというPC環境の特権があるのなら、一度は体験してみたいですよね。私は体験して「ウマ娘のライブやっぱスゲェや」と思いましたね。
ただしそれなりのPCスペックが必要
4Kゲームプレイはハイエンドモデルでしかできないとイメージがあると思います。実際FHDの4倍の面積分の処理になるので負荷は高いです。
私も4KモニターにしたのでGTX1650SUPERではかなり力不足だったのでRadeon RX 9060 XT(16GB)に買い替えました。だからこそ4K60fpsのライブが見れてます。
(4Kでゲームをやらないのであれば、動画視聴などであればGTXでもできるはずです。ゲームはやっぱり負荷が大きいのです)
ウマ娘はスマホ向けのゲームのためPC向けゲームと比べれば負荷は軽い部類です。ですが4K、特に60fpsまで目標とするとそれなりのスペック要求されます。
ただ10万もする70クラス(RTX5070とかRX9070とか)は厳しい人が多いと思います。電源容量もシビアですし。私も電源が500Wで8pin1本が限度だったためRX9060XTを購入してますし。
ですが60クラスでも最近のRTX40やRX7000ほどであればウマ娘の4Kは余裕があると思いますし、PCゲームでも設定次第で快適にプレイできると思います。
特に私はウィンドウモードでゲームプレイをすることが多く、そうなると4Kモニターですが4Kでプレイするわけではなくなり60クラスでも快適な場合が多いです。
個人的に27インチを40cmの距離で見ると端まで目が届かないのでWQHDほどのウィンドウモードが一番快適にUIが見えるんですよね。
ウマ娘ライブで4K60fpsが出せるスペック
私の環境はRX9060XTですが、育成中は10%ほど、ライブ中は40%ほどの負荷がかかってます。これから逆算して古いグラボの合格ラインとしては
NVIDIAであればRTX3060以上の性能であれば、AMDであればRX7600以上といったミドルクラス以上であればコマ落ちの心配は無いと思います。GTX16シリーズなどは負荷が80~100%ほどまで上昇しやすく少し厳しいかと。
もし私のように4K環境に移行するのであれば、VRAMは多いほうが将来性が高いです。RTX3060であれば12GBだったりするので安く済ませるならいい選択になりそうです。ウマ娘以外のゲームはPS5とかでプレイするよって方ならVRAM8GBのモデルでも十分動きます。
個人的には今買うならDLSSやFSRなどの最新技術の恩恵が最大化しそうなRTX40シリーズ以降/RX9000シリーズ以降が良いと思います。少し値は高いですが、数万円の差で将来性を買うという考えの方がランニングコストは良くなるかと。
特にせっかくグラボを買うなら、PCゲームを楽しみたいと思われるでしょう。下手にケチって後悔するより最新のモデルの60クラスを狙うほうが結果的に次の買い替えまでが長くできて良いと思います。
CPUはそこまで重要ではないです。4KではGPUへの負荷の割合が多いため、高fpsを出さない限りCPUがネックになりにくいです。
ただCPUは日常用途でかなり影響するので、Core i5やRyzen 5程度は最低ラインかなと思います。
実はノートパソコンで体験できる
「モニターにグラボにって…そこまでお金かけれないよ!」という方、居ると思います。
であれば、実はコスパよく4K並のきれいな画面が得られる方法があります。それがFHDのノートパソコンです。
FHDなので負荷は軽い、FHD60fpsであれば2022年以降のCore i5やRyzen 5などの内蔵グラフィックは優秀なので出せると思われます。私の手元にないので確証はないですが、最近の内蔵グラフィックは性能向上がすごいのでデスクトップ向けエントリークラスほどの性能まで近づいてきてるんですよね。特にノートパソコンはデスクトップ向けより優秀なものを積んでることが多いので狙い目だったりします。
163PPIに近いサイズだと、13インチFHDで169PPIです。14インチでも157PPIなので多くのモデルがあると思います。
大画面とは言いにくいですが、スマホよりは大きいです。でも4K27インチと変わらない細かさの画面なんですよ。疑似体験としては良いのではないでしょうか。
タブレットは詳しくないので触れませんが、確かスマホと同じOSになりやすいのでウマ娘の設定で60fpsが設定できないかもしれませんので、最新のノートパソコンが狙い目です。
PCであれば自動で育成してる間に作業できますし、ウマ娘をもっと深くプレイしたいのであればアリだと思います。
終わりに
モニターとグラボと合わせて10万ほどかかりましたが、日常用途でも恩恵が大きく日頃の作業が快適で投資してよかったなと思います。
27インチは大きいと思われがちですが、昔のモニターより縁が小さくなることが多く意外にスペースを取らないと思われるかもしれません。
私は21インチから買い替えましたが縁のサイズがかなり薄くなったおかげで+3cmほど幅が大きくなる程度で済んだので設置できました。
WQHDというFHDと4Kの中間が最近のトレンドですが、27インチでフルスクリーンだと意外と大きいです。
競技者(eスポーツ)では未だに小さめのモニターにFHDという組み合わせが多い理由の一つですね(端まで目が届かない)
それならあえて4KモニターでWQHDウィンドウモードでゲームプレイして、余ったスペースでチャットツールや動画などを置くのも良いと思います。
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↑RX 9060 XT(16GB)の感想、Radeonも意外と良いぞ。